息子の様子がおかしい…いじめを疑い調査を依頼した女性の話
今回はお子さんのいじめ調査を依頼した女性の話です。学校で馴染めなかった息子さんを心配して探偵を利用したそうです。
※弊社でご依頼をいただいた案件ではありません。
慣れない土地で高校生活を始めた息子
16歳の息子を持つ母親です。私たちは今年2月まで10年間、イギリスで暮らしていたのですが、夫の仕事の都合で日本に帰ってきました。この10年間ですっかり現地の暮らしに馴染んでいたので、ひさびさの日本での暮らしに最近になってだいぶ慣れてきたところです。
私の息子は日本語より英語の方が得意で、読めない漢字も多いので、はじめはアメリカンスクールに通わせようと思ったのですが、自宅からスクールまで、自力で通学できる距離ではなかったので、地元の高校に通わせることになりました。息子は、はじめは日本での暮らしに対して前向きな態度を示していましたが、ここ2ヶ月くらい前から様子がおかしくなっていました。
はじめは学校での生活を聞くと「みんな親切にしてくれて楽しいよ」と明るく元気に話していたのが、だんだんと暗い表情になり、以前のような元気な姿が見られなくなりました。「学校で何か嫌なことでもあったの？」と聞いても「ないよ」とそっけなく言われるだけです。土日は楽しそうにしているのに月曜の朝は本当に表情が暗く、つらそうな顔をしているので、学校でいじめにでもあっているんじゃないかと心配になりました。
親としては心配ばかりしていてどうすることもできないので、いじめの調査を行っている探偵の方を探して、調査を依頼することにしました。
クラスと部活で仲間外れに
調査結果はほぼ予想通りのもので、まず漢字が読めなくて授業について行けていないことと、はっきりと意見を言う性格が災いして友達をうまく作れず、クラスで浮いた存在になっていることがわかりました。息子は中学時代、テニスのクラブに入っていたので高校の部活でもテニスを続けると話していたのですが、その部活でも練習中に仲間外れにされ、ボール拾いと素振りばかりでコートにすら立たせてくれないのだそうです。
物を隠されたりお金を脅し取られたりするような悪質ないじめはありませんでしたが、先生から見ていじめかどうかわからないやり方がとても陰湿で、嫌悪感を抱かずにはいられませんでした。
おそらく空気を読んだり、ぼかした表現で話したりする日本の文化に息子は戸惑い、馴染めていないのでしょう。探偵事務所から受け取った調査結果を受けて主人と話し合いました。
日本独特の文化はともかくとして、イギリスにいた時に日本語教育をしっかりしてこなかったことを反省し、自宅に家庭教師を雇って国語と漢字を教えてもらうことになりました。部活については高校1年のうちはボール拾いと素振りが多いとのことでしたので、2年生3年生になったときに今の状態が続いたらまた考えようと思います。
息子にもこれから何年も続く日本での生活に頑張って慣れてもらうよう伝えました。私たち家族も、日本での生活に慣れるまでは最大限のサポートをしていきたいと思います。
探偵は浮気調査や結婚調査だけでなく、未成年のいじめ調査も行っています。お子さんの様子がおかしかったり、いじめにあっているかもしれないときは、探偵事務所に相談するのも一つの手です。ぜひ中央リサーチ岡山にご相談ください。
