探偵ブログ12

幼なじみの女性と夫の関係 妻が不貞より許せなかったこととは

今回は、浮気調査相手の目星がついていたという女性からお話を伺いました。ご主人が、幼なじみの女性との縁を断ち切れず、奥様である依頼者の方はとても苦しんだようです。どのような結末を迎えたのでしょうか。 ※弊社でご依頼をいただいた案件ではありません。実話をもとにしたフィクションです。

交際相手にまとわりつく幼なじみの女性

私は現在、31歳の会社員女性です。幼稚園児の子ども2人を育てています。夫とは、私が働いていた会社に夫が転職してきたのがきっかけで出会いました。ルックスは私好みの細身で、入社当初から好印象を抱いていました。夫もそんな私に気づいたのか、仕事に慣れるとほどなくして私に積極的に話しかけてくるようになりました。出会ってから約1年で赤ちゃんができたことがわかり、結婚して私は会社を辞めて専業主婦になりました。

デキ婚という形ではあるものの、周りからは祝福され、寿退社が決まり、晴れやかに結婚式を迎えられたのですが、私には交際当初から夫に対してある不安要素を抱えていました。

それは夫の幼なじみだという女性の存在です。夫が幼稚園から高校まで同じだった女性と、大学、社会人になってからも連絡を取り続け、月に1回か多くて2回くらいのペースで会っていることが交際開始後にわかりました。私としてはできれば会ってほしくないと夫には何度も伝えていましたが、子どものころから知っている気の置けない友達で、それ以上でもそれ以下でもない。縁を切るなんて考えられないと言われてしまいました。

私が猛反対したにもかかわらず、結婚式にまで幼なじみの女性を招待していました。その時初めて会ったのですが、あくまでも友達という雰囲気で「頼りないところもあるけどよろしくね!」と笑顔で挨拶をしていましたが、私にとっては不快でたまりませんでした。

結婚後も続いた幼なじみとの密会

そんな関係も、結婚して家庭を持てば多少は変わるのかなとも思っていましたが、子どもが生まれた後も、夫と女性はまだ飲みに行ったり遊びに行ったりしていました。普段、夫が遊びに行くときは「誰と、どこで、何をする」まで詳しく教えてくれます。しかし、たまに「場所はわからない、連絡がついた誰かと、適当に遊んでくる」といった具合に、あいまいな言い方で居場所や遊び相手をごまかすことがありました。

おそらくその時に女と会っているのだろうと察しました。これは、幼なじみの女と会うとわかると私が機嫌を損ねるので、夫なりの気遣いだったのかもしれません。でもその程度で誤魔化されるほど私もばかではありません。子どもの面倒を見ているために夫を尾行することはできなかったので、探偵事務所に複数回にわたって調査を依頼することにしたのです。

調査結果はシロだったものの

私の推測通り、夫は幼なじみの女と会っていることがわかりました。探偵の方の話によると、1回目は居酒屋で飲んだだけで終わり、2回目、3回目も、ホテルに行くわけでもなく、手を繋いだり抱き合ったりするわけでもなく、2人で会って帰るという感じだったそうです。ただ、2人で一緒に過ごしている写真は何枚も撮影してもらいました。

探偵の方は「おそらく男女の関係はないのでは」と話していましたが、肉体関係こそないものの、私がやめてほしいと言っていることを夫がひそかに続けていたことが許せませんでした。そして、この人と生涯を共にすることはできないと思い、ひそかに離婚の準備を始めました。子どもが2人幼稚園に入園したのと同時に私も仕事に復帰し、生活の基盤づくりを始めました。夫には悟られないよう普通に母として妻として役割を果たしていました。

そして翌年、荷物をまとめて離婚届と2人で会っている写真を残して子どもと家を出てきました。夫からは電話で「友達だと言っているのに、どうしてわかってくれない?!」と逆ギレともとれる発言を何度も聞かされてうんざりしています。こんな人と結婚していたのかと自分にもがっかりしてしまうほどです。このままこじれれば離婚調停を視野に手続きを進めていきたいと思います。

いかがだっだでしょうか、浮気調査で不貞の証拠はなかったものの離婚にいたったというエピソードをご紹介しました。
たとえ不貞関係になかったとしても許せないことというのは人それぞれですね。結婚と同時に幼なじみともう少し距離を置いていれば、結果は変わっていたのかもしれません。結婚したら何よりも配偶者を思いやり、大切にしたいものですね。

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投稿日: | カテゴリー: 浮気・不倫

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