
浮気調査の技術面での格差
現実の浮気調査はドラマや映画とは大違い
浮気調査とは対象者に「気づかれないように」、その行動を把握して同時に証拠を捉えていくお仕事です。
探偵のドラマや、映画などを見ていると、あたかも探偵のお仕事は簡単そうに思われるかもしれませんが、それはフィクションだからなのです。
本物の探偵調査で万が一、簡単に考えて興味本位で探偵ごっこをすると直ぐに失尾してしまったり、時には対象者に気づかれ、ストーカーと間違われるような事もあります。だから実際は慎重に進めざるを得ない特殊な仕事なのです。
また、このお仕事には基本的なマニュアルもなく、順調に進めて行くためには、その時々でケースバイケースに機転を利かしながら進めていかないと行けません。
このお仕事は事案ごとに、対象者が変わるわけですから、行動パターンも変わり、交通手段、立ち寄り先、警戒の度合いなど個々に毎回、違うのです。現場は常に緊張感を持ち、緊迫した雰囲気で進められます。
特に探偵は技術、集中力、忍耐力、予測力、機動力とあらゆる力量が必要なのです。もし探偵の経験年数が浅く、調査の技術レベルが100点中で20点レベルと低い場合、例えば調査最初のスタート段階で対象者に露見したりする恐れもあるのです。
プロの探偵育成のため研修・訓練を積み重ねる
弊社のスタッフも最低3年間は見習いでプロと同行したりする補助的役わり程度のお仕事に限定し、お仕事をしています。見習いは1日も早くプロレベルになる為に、日々研修や実地訓練などをしているのです。
弊社の場合、探偵経験が約7年でようやく100点満点中、70点レベル(弊社は70点を合格ラインとみなす)の探偵として判断し現場に起用しているのが現状です。さらに経験年数が10年超えてくると、あらゆる事案の場数を踏んでいて探偵は、80点、90点レベル成長し経験豊富な探偵といえる年数になるのです。
そう考えると、プロ野球のようなアスリートに似たお仕事のようで、普通のお仕事とは全くかけ離れているのです。
私も20歳からこの仕事をはじめ、約30年が経過いたしましたが、現在私は、野球で例えると、コーチみたいな役割をしています。
振り返ってみると現場での現役時代は30代前半~40代前半の時が一番仕事ができたような気がします。そして、これからも、つらい思いをされているお客様のお力になる為に、高度な技術のある探偵(100点レベルのプロ中のプロ)を育成してまいりたいと思っています。