夫の金遣いが急に悪化。素行調査で真相を探る

どんなにまじめな人でも、何かのきっかけで素行が悪化しまうことはありえます。もしかすると、家族に隠れて思いもよらないことをしているかもしれません。今回は、夫の素行調査を探偵に依頼したケースを見ていきましょう。 ※これは体験談をもとに再構成したフィクションです。弊社へのご依頼ではありません。

まじめな夫の金遣いが急に悪化、理由も不明

私の夫は、超がつくほどまじめな人でした。パチンコなどはまったく行きませんし、お酒もほとんど飲みません。会社の飲み会くらいには参加するのですが、お酒は1杯～2杯ですませて、必ず1軒目で帰ってくるのです。浮気など論外といった感じで、私も夫の素行を心配したことなどありませんでした。

そんな夫の様子が変化したのは、ちょうど40歳を過ぎたころです。ある日を境に、夫は休日に家を空けることが多くなりました。それだけならいいのですが、問題はお小遣いのおねだりが増えたこと。しかも理由をはっきり告げません。夫が何か、私に言えないようなことを始めたのは明らかでした。

夫がお小遣いを何に使おうと構いませんが、何度も無心してくるようではたまりません。いろいろと調べてみたところ、夫がカーナビの走行履歴をリセットしていることがわかりました。自分の行き先を隠しておきたいのがバレバレです。ここに来て、私の夫への不信感は頂点に達しました。

とはいえ、今までずっとまじめにやってきた夫のことです。力ずくで白状させるのは気が引けたので、どうにかして穏便に解決したいと思いました。そこで私は、探偵に夫の素行調査を依頼したのです。

夫は決まって週末に外出しているので、調査も土日のみで問題ありません。念には念を入れて、調査は4回行ってもらいました。その結果判明したのは、夫が隣県の競馬場に入り浸っていたという事実です。しかもろくに勝てておらず、お小遣いのほとんどをドブに捨てていたのでした。

別に賭け事が絶対にダメな訳ではありません。刺激的なエンターテイメントのひとつとして、競馬の魅力も理解できます。節度を保って楽しむならいいですが、夫の場合は節度を失いかけていました。

夫に証拠写真を突きつけたところ、事実を認めました。話を聞いたところ、たまたま友人に付き合って競馬場に行き、それ以来はまってしまったとのこと。まじめな人でも、何がきっかけでギャンブルにはまるかわからないものですね。反省を促すため、当分の間はお小遣いを制限しておこうと思います。

賭け事にはまりすぎて「ギャンブル中毒」や「ギャンブル依存症」のような状態になると、見境なくお金を使ってしまうこともあります。家族の金遣いが急に荒くなったら、早めに探偵に素行調査を依頼してみてはいかがでしょうか。

投稿日:2018/10/06 | カテゴリー：探偵ブログ