
社員の働きぶりはどうか? 探偵の内部調査で実態を把握
数多くのお店や営業所を展開している会社は、そのすべてを監督する必要があります。 社員に公正な評価を下すためには、お店の現状をしっかりと把握しなければなりません。ここでは、お店の内部調査を探偵に依頼した事例を紹介します。 ※これは体験談をもとに再構成したフィクションです。弊社へのご依頼ではありません。
会社の会議で、店舗の実態把握の難しさが問題に
私の会社では、3つの県で小売店を15店舗展開しています。 かつてはもっと多かったのですが、景気が悪かったころに不採算店を閉めざるをえず、会社の規模も小さくなってしまいました。最近は景気が徐々に回復してきたため巻き返しを図っているのですが、思うようにいきません。
特に会議でよく問題になっているのは、各店舗の実態把握です。売上を伸ばすためには店舗のレベルアップが必要不可欠ですが、各店長が店舗でどのように動いているのか、今ひとつ正確に把握できずにいました。
社内の人間だけで対応できず、探偵の内部調査を利用
店舗の実態把握は、責任ある立場の人間が行わなければ意味がないため、営業部長やエリアマネージャーが担当しています。不意打ちかつお忍びで様子を見に行くのが通例ですが、問題のある店舗の店長に限って気づくのが早く、責任者の前でだけ必死に働いているように見せかけられることも度々でした。
これでは店舗や社員の問題点を正確に把握できません。社員たちに顔を知られておらず、なおかつ責任を持ってくれる人間に調査を依頼する必要がありした。そこで私は、顧問弁護士を通じて探偵事務所に相談し、店舗の内部調査を依頼したのです。
2ヵ月かけて全店舗を調査。問題点が明らかに
内部調査の計画は極秘に進めたため、社員たちに把握されることはありませんでした。 調査当日、探偵はお客を装ってお店に行き、店内の様子や店長・スタッフの働きぶりを観察します。問題のありそうな場所や行動は、別のものに偽装したカメラによってしっかり撮影。これでごまかしはききません。
約2ヵ月間に及ぶ調査の結果、全18店舗の実態が明らかとなりました。成績のいい店舗は流石に優秀で、店長はスタッフにしっかりと指示を出しており、店内清掃や商品陳列などにも気を使っています。一方で、店長がスタッフをまともに指導できていなかったり、基本的な作業さえも手を抜いていたりする店舗も見つかりました。
調査の事実及び内容は、定例会議ですべて公表。当然評価に反映させることを伝えると、一部の社員は震え上がっていたようです。特に問題のある社員には、個別に指導を行わなければならないでしょう。今後も店舗の改善のため、定期的に調査を行いたいと思います。
内部調査は探偵に依頼すると効率的
社員というのは、上司の目の前では常にまじめを装っているものです。社員の真の姿を明らかにしたい時は、社内の人間だけで何とかしようとせず、探偵に内部調査を利用するのも1つの方法です。 中央リサーチでは、法人様からのご依頼も承っております。 従業員の規約違反や不正などの疑いがある場合に、該当の従業員の勤務実態なども、分単位で記録し調査いたします。 お困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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