お金を貸した相手が失踪！探偵の調査で発見できるのか？

「友達同士でのお金の貸し借りは絶対にしない」と心に決めている人も多いでしょう。しかし、いざ借金を申し込まれると、断りきれない場合もあるのではないでしょうか。今回は、お金を貸した友人が失踪してしまったケースをご紹介します。 ※体験談を元に、フィクションを交えて構成しています。弊社にご依頼いただいた案件ではございません。

腐れ縁の幼馴染から借金を頼まれ、100万円を貸す

私には、腐れ縁で付き合いが続いている幼馴染がいます。はっきり言って素行のよくない男なのですが、小学校のころからの友人なので、あまり気にはしないようにしてきました。妻や両親からは「あんな人と付き合うのはやめなさいよ」と忠告されていましたが、「根は悪いやつじゃないから」といって、ちょくちょく飲みに行っていたのです。

そんな彼が、ある日突然「金を貸してくれ」と頭を下げてきました。事情を聞くと、しばらく前に消費者金融から借りたお金の利子が膨れ上がってしまい、どうしてもお金が足りなくなったのだとか。私は悩みましたが、これ以上は一切出さないという約束で、100万円を貸したのです。

友人が蒸発、警察も頼れず探偵に調査を依頼

友人と連絡が取れなくなったのは、お金を貸してから1週間ほどあとのことでした。嫌な予感がしたので彼のアパートへ行ってみると、何とすでに空室になっているではありませんか。さらに共通の知り合いに確認したところ、いろいろな人に借金を申し込んでいたことが判明。お金を集めるだけ集めて蒸発する計画だったのです。

貸したお金は、そこまでの大金ではありません。しかし私は、信じていた友人に裏切られた怒りで胸がいっぱいです。警察にも相談しましたが、この件を詐欺罪として扱うのはかなり難しいとのこと。そこで私は、探偵に人探し調査を依頼し、友人の居場所を突き止めてもらうことにしました。

蒸発した友人を発見、絶縁を宣言

何しろ幼馴染ですから、友人が潜伏しそうな場所にはいくつか心当たりがあります。私は持てる情報をすべて探偵に提供し、結果を持つことにしました。外国に高飛びされていたら、もうどうしようもないのではないか。そのような不安を抱えているうちに、時間は1週間、2週間と過ぎていきました。

すると1ヵ月後、探偵から発見の報告が！私たちの裏をかこうとしたのか、意外と遠くへは行っておらず、県内に留まっていることがわかったのです。潜伏先を訪問した時の、友人の驚いた顔といったら…。

友人は「だますつもりはなかったんだ」と弁明しましたが、私は「お金は返さなくていい。その代わり二度と家に近寄るな」とだけ言い残して立ち去りました。あとで聞いた話だと、彼は事情を知った他の友人たちからも次々に絶縁され、完全に孤立してしまったそうです。高い勉強代でしたが、しっかりと決着をつけられたのは幸いでした。

債務者の確保は、探偵が確実

詐欺罪は、相手にだます気があったとことを立証しないと成立しません。今回のようなケースでは、警察はなかなか動きづらいのです。逃げた債務者を探し出す際には、探偵に人探し調査を依頼するのも1つの方法です。中央リサーチ岡山の調査は、豊富な調査技術と膨大な情報ネットで、過去実績90%以上と、高発見率を推移しております。行方不明者は人命に係わる場合もございますので、早期相談・早期発見が重要です。