調査報告書が主人の部屋に。知らぬ間に尾行されていた妻
今回は、浮気をしていないにもかかわらず、浮気を疑われ、探偵に尾行されてしまったという女性からのお話です。 ※実話をもとにしたフィクションです。 <h2>浮気を疑われ、尾行されていたことを知る</h2> 私は29歳の会社員女性で、2歳年上の主人と二人で暮らしています。主人は私が勤める会社の取引先で、仕事を通じて仲良くなり1年間の交際を経て結婚しました。 うちの会社は営業ノルマが厳しいからか、若い人がどんどん辞めていき、常に人手不足で私達現場のスタッフは常に大忙しの状態です。帰宅は早ければ夜の9時、遅いときは日付をまたぐこともあります。家事を主人に任せてばかりで申し訳ない気持ちになりながらも、もともと就きたかった仕事だったので、何とか理解を得ながら仕事を続けられています。 ある日、私が有給休暇で仕事を休んで家に一人でいるとき、仕事で使う資料を探すために主人の書斎に入るとデスクの上にA4サイズの写真付きの書類を発見しました。「調査報告書」と大きく書かれたその書類には、私が会社から帰るところや、コンビニの雑誌コーナーで立ち読みしたり、一人でバーに入って飲んでいる姿が載せられていました。訳がわからず、混乱しながら報告書を読み漁りました。 <h2>家庭を顧みなかった自分を反省</h2> その報告書によると、先月から4回ほど、私が会社から出てきたところから家につくまで探偵が尾行をしていたようです。そのうちの1回は、バーで一人で飲んでいるところを撮られただけでなく、注文したカクテルまで書かれていました。そしてコンビニで立ち読みした雑誌名、その後に購入したビールのメーカー、おつまみの種類なども書かれてあり、ここまで調べ上げられるんだと思うとぞっとしました。 はじめはこの報告書を読んで、主人に怒りを覚えました。私が浮気をするわけないのに、どうして探偵に尾行してもらったのかと頭に血が上っていたのですが、時間が経つにつれて冷静に考えられるようになりました。 主人も仕事が忙しい人です。それにもかかわらず、家事のほとんどを主人に任せ、私は帰宅して着替えてシャワーをして寝るだけの生活。特にここ1年くらいは、土日でも寝て過ごしたり自宅でDVDを見たりして、独身の時のようなデートらしいデートをしていませんでした。主人に浮気を疑わせてしまうほど、自分は心配をかけていたということに気づかされたのです。 実際に、私は浮気などしていませんし、主人以外の男性には一切興味はありません。調査報告書にも「浮気をしている様子はない」と書かれていたので、おそらく主人も安心したことでしょう。主人に申し訳ない気持ちでいっぱいになり、涙があふれてきました。 調査報告書は見なかったことにして、主人の書斎を後にしました。 今は転職に向けて動きはじめています。毎日残業ばかりで家を空ける時間が長く、主人を不安にさせ浮気を疑わせてしまったことが、仕事を見つめなおすきっかけになりました。定時に帰れて、主人と一緒に過ごす時間と精神的な余裕が持てるようなライフスタイルを目指して、新たな仕事を探そうと思います。 こちらの女性は、すでに会社に退職の意思を伝えていて、今は転職活動中だそうです。定時で帰れるようになったら、ご飯をつくって帰宅するご主人を待っていたいと話していたのがとても印象的でした。 <a href="//detective-okayama.biz/unfaithful">浮気・不倫調査について詳しく見る</a> <a href="http://detective-okayama.biz/category/unfaithful/">浮気・不倫の記事一覧ページへ</a>