探偵ブログ

上司が営業中にパワハラ! 証拠をつかんで社員を救え

パワハラは、立場の弱いものに圧力をかける許しがたい行為です。今回は、末端の社員からの訴えを受けて、幹部社員のパワハラ調査を行ったケースを紹介しましょう。 ※これは体験談をもとに再構成したフィクションです。弊社へのご依頼ではありません。 社員からの報告で、営業課長のパワハラ疑惑が浮上 相談者:50代男性 職業:経営者 先日、いつも通り社長室で仕事をしていると、総務部長から驚くべき報告がありました。営業課長が、入社2年目の営業部員のN君に対して、ひどいパワハラをしているというのです。社内ではそんな様子は見られないのですが、どうやら外回り中に行っているらしいとのこと。事実だとすれば、見過ごせる話ではありません。 でもなぜ、営業部の問題を総務部長が報告するのか? 事情を聞くと、N君はパワハラの事実を総務部の知り合いに相談しており、そこから総務部長まで上がってきたそうです。おそらく、営業部内では対応しきれない状態になっているのでしょう。総務部長も「営業部長に話したところで、握り潰されるだけだと思ったので……」と苦り切っています。 このままでは、若手社員を潰してしまうことになりかねません。私は実態の把握と解決のために、行動を起こさなければなりませんでした。 外回り中の監視は困難。探偵の内偵調査を利用することに 問題は、どうやってパワハラの証拠を押さえるかです。外回り中にパワハラが行われているのであれば、誰かがぴったりとついて回らなければなりません。そのような時間と能力を持っている社員は、残念ながら当社にはいませんでした。N君にレコーダーを持たせようかとも思ったのですが、できれば映像の証拠もあった方がいいでしょう。 そこで私は、プロの探偵に内定調査を依頼し、パワハラの実態を調べてもらうことにしました。営業課長の行動スケジュールはすべて把握できていますから、それに合わせて尾行を行えば、見逃すことは絶対にありません。相談の結果、営業課長がN君に同行する日をメインに、外回り中の様子全般を探ってもらうことになりました。 壮絶なパワハラの実態が判明。営業課長は降格処分に 1ヶ月後、探偵から提出された証拠を見て、私と総務部長は顔を引きつらせました。営業課長は、N君および複数の営業部員に対し、想像を絶するパワハラを行っていたのです。1時間以上に及ぶ「説教」は当たり前で、胸ぐらをつかむ、突き飛ばすといった暴力行為まで行っていました。「説教」の内容は罵詈雑言にまみれ、恐怖すら感じます。 このことは緊急の会議にかけられ、営業課長を詰問したところ、青ざめた顔で非を認めました。議論の末、営業課長は管理職に不適格であるとして降格、後に自主退職。営業部長も、実態を把握していながら見逃していたとわかり、減給処分になったのです。N君は今でも会社に残ってくれています。思い切った方法を取って正解でした。 まとめ:社外での社員の様子は、探偵の調査で確認! 営業部員は社外で行動していることが多いため、何か問題を起こしていても、内勤の社員はなかなか気づけません。パワハラや職務怠慢などの報告があれば、中央リサーチ岡山にご相談ください。親身になってご対応させていただきます。

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