突然蒸発した祖母の行方調査を探偵に依頼
今回は、行方調査で探偵を利用した方からの体験談をご紹介します。 ※実話をもとにしたフィクションです。 <h2>祖母が失踪し探偵に調査依頼</h2> 私がまだ大学生の時、突然祖母が失踪しました。祖母は前年まで、30年近くもの間、スーパーでパートを続けていましたが、祖父が病気で倒れ、要介護状態になったのをきっかけに退職し、祖父の介護をするようになりました。介護は大変そうでしたが、私と弟、そして両親もできる限りのサポートを行っていました。 そんなある日、祖母が「病院に行ってくる」と言ったまま、自宅に帰らないことがありました。病院には祖母の持病を診てもらうために行ったもので、いつもなら自転車で家を出て遅くとも3時間以内には帰宅していましたが、その日は午前中に出かけて夕方になっても帰ってきませんでした。 祖母には携帯電話を持たせていたのに、その日に限って自宅に忘れて出かけてしまったため、連絡が取れませんでした。病院に祖母が来院したかどうか確認すると、その日の午前中に来院して、お昼前には会計を済ませて病院を出たと言われました。それなら病院から自宅に戻るまでの間に何かあったのだろうと思い、家族で祖母を探しました。しかし、祖母も祖母の自転車も全く見当たりませんでした。 <h2>警察に捜索願を出し、探偵に行方調査も依頼</h2> 翌日、警察に捜索願を出し、探偵事務所にも行方調査をお願いしました。警察にも探偵の方にも心当たりはないかとか、普段から悩んでいる様子はなかったかなど、いろいろ聞かれましたが、私たち家族は何も心当たりがありませんでした。その後、少しでも心当たりがあればと思い、祖母の私物が入っている引き出しやクローゼットを探しましたが、何も見つかりません。お金を引き出した形跡がないか銀行に確認したところ、失踪してからは一度も引き出していないといいます。 失踪してから2週間後、必死の捜索もむなしく、祖母は海岸で遺体となって発見されました。警察の捜査で、事件性はなくおそらく自殺だろうと判断されました。祖母が悩んでいる様子を家族の誰一人として察知できなかったことを悔やみ、しばらくの間はぎくしゃくした雰囲気でした。 祖母の葬儀を終え、遺品整理をしている時、母が祖母の裁縫箱の中からメモ書きを見つけました。そこには介護が辛かったことと、本当はパートを続けたかったこと、介護を手伝ってくれない家族に対する不満などが書かれていました。やはり祖母は悩んでいたのだなと、家族として祖母の気持ちに気づけなかったことを深く反省しました。 あれからもう10年近くが経ちました。この場を借りて、祖母の捜索に尽力いただいた警察と探偵の方にお礼を申し上げたいと思います。 <h2>ご家族の行方調査について、ご相談承ります</h2> 大切な家族が突然失踪したら、一刻も早く見つけて話を聞きたいと思うものです。当事務所でも経験豊富な探偵による行方調査を行っていますので、お気軽にご相談くださいませ。 関連記事:<a href="http://detective-okayama.biz/618/">余命宣告を受けた妻が「息子に会いたい」</a> <a href="http://detective-okayama.biz/whereabouts">家出・所在調査</a>を詳しく見る <a href="http://detective-okayama.biz/price">調査料金</a>を詳しく見る