突然近づいてきた女性は何者? 探偵の調査で正体判明
好みの女性が親しく近づいてくれば、多くの男性は関係を深めたいと思うでしょう。しかし、あまりに都合がよすぎる時は、何らかの罠かもしれません。今回は、謎の女性の素行調査を探偵に依頼したケースを紹介します。 ※これは体験談をもとに再構成したフィクションです。弊社へのご依頼ではありません。 まじめな総務部長が、居酒屋で1人の女性と出会う 相談者:50代男性 職業:会社員(管理職) 私は会社で総務部長を務めています。総務という部署、そして部長という立場の関係上、会社のさまざまな機密にタッチしているため、コンプライアンスには人一倍気を使っていました。部下への接し方や情報の扱い、さらに社外での人間関係まで、会社に悪影響を及ぼしそうなことは徹底的に避けていたのです。 そんな私の密かな楽しみは、仕事を終えたあとに1杯やることでした。大勢で飲むのがあまり好きでなく、お気に入りの店に1人で通うタイプです。他の常連客とも顔なじみになり、差しつ差されつ飲むこともありました。そしてある日、いつものお店である女性と知り合ったのです。 謎の女性はハニートラップ? 不審に思い素行調査を決断 その人は何というか、非常に私好みの女性でした。そんな女性が自分から話しかけてきてくれるのですから、うれしくないはずがありません。オジサンばかりが集まる店なので、彼女の存在は明らかに浮いていたのですが、私は気づきませんでした。その後も彼女は、狙いすましたかのように私の前に現れ、有り体にいえば誘惑を繰り返してきたのです。 下心がなかったとは言いませんが、妻帯者であり会社での立場もありますから、女性と深い関係になるつもりはありませんでした。そのため、あくまでも飲み仲間として付き合っていたのですが、彼女は明らかにそれ以上の関係を望んでいます。出会いから3ヶ月後、私は流石に不自然ではないかと思い始めました。 私が心配していたのは、彼女がいわゆるハニートラップである可能性です。私の立場上、何者かがそのような真似を仕掛けてきても不思議ではありません。そこで私は、探偵に彼女の素行調査を依頼し、正体を探ってもらうことにしたのです。 すべてはライバル企業の工作か? 社員にも注意喚起 探偵には、主に2つのことを依頼しました。1つは、女性の自宅や素性を確かめてもらうこと。もう1つは、彼女が怪しげな人物と会っていないか調べてもらうことです。携帯の番号は交換していたため、私は初めて彼女を呼び出し、いつもの店で待ち合わせました。あとは帰宅する彼女を尾行してもらえばいいのです。 20日間ほどの調査の結果、彼女はいわゆる夜職の人であるとわかりました。それ自体はどうでもいいのですが、彼女が接触していた人物の1人に、ライバル企業の重役がいたのです。ただの偶然かもしれませんが、ライバル企業が何らかの工作を目論んでいる可能性は否定できなくなりました。 私はこの事実を、遠回しに彼女に連絡。するとそれきり、彼女は私の前に姿を現さなくなったのです。何が目的だったのかはわかりませんが、悪意を持って近づいてきたことは間違いないでしょう。このことは会社にも報告し、主だった社員に注意喚起を行いました。他の社員がハニートラップに引っ掛からないことを願うばかりです。 まとめ:魅力的な異性でも、怪しいと思ったら調査を! ハニートラップは古典的な手口ですが、機密情報を入手するためによく用いられます。仲よくなった異性が不審な様子を見せたら、中央リサーチ岡山にご相談ください。親身になってご対応させていただきます。